新高円寺の歯科検診なら梅里歯科医院｜定期検診の勧め

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むし歯や歯周病は痛みが無く進行する病気！
だから早期発見・早期治療が大切

毎日、ジョギングなどで体調管理に注意していても、定期的な健康診断（人間ドック）は欠かせないですよね。
同様に、歯磨きを毎日頑張っていても、定期的にお口の中の健康をチェックすることが大切です。

むし歯や歯周病は、痛みを感じることなく進行していく怖い病気です。そして、決して元の状態には戻りません。

「痛み」や「しみる」など自覚症状を感じたときには、病気はだいぶ進んでしまっています。
ですから、定期的にプロの目で診てもらう検診は大切なのです。

患者さんは、自分の健康状態を知る権利があります。
だから、歯科専用のカメラでお口の中の状態を撮影し、レントゲン写真や模型などと一緒に説明をすると、ほとんどの患者さんは納得されます。

一方で、自分のお口の中の状態を知るということは、自分自身でお口の健康を守らなければならない義務が生じます。
このようにして、予防への意識を高めていくことが大切でしょう。

万一、歯科検診でむし歯や歯周病が見つかっても、早期発見ならば、最小限の治療で済むことが多いでしょう。
極端な言い方をすると、麻酔なしでむし歯だけを（必要最小限に）削り、プラスチックで埋める処置にとどまるでしょう。

時間がない患者さん、麻酔が嫌な患者さん、医療費を抑えたい患者さんは、特に早期発見・早期治療に努めるべきです。

病気が進んでからの治療は、治療日数が長くなり、麻酔が必要となり、費用もかかります。
病気が進行してから来院されて、
「忙しくて何回も来院できないから早く（1日で）治してほしい」
と無理難題を言われても歯科医院は困ります。
また、病気が進行してからの治療は、処置の選択肢も少なくなり、だんだん抜歯に近づいていきます。
自分の歯を守るためには、毎食後の歯磨きと定期検診の時間をつくりましょう。

国民の医療費は40兆円くらいだそうです。そのうち歯科は、7％ほどの割合（2兆6000億円くらい）です。医療費の大部分は、医科と薬科で占めています。
医療費削減が至上命令である昨今ですが、医療費削減には、国民の力も必要です。
国民の予防の意識が高くなれば、医療費は削減できます。
つまり、理論上では消費税の増税に歯止めがかかることになります。

歯科に限っては、継続的に定期検診をされている方は、歯科治療の医療費の負担を軽減し、予防を怠っている方は、歯科治療の医療費の負担を増やすように国民皆保険制度を変えればいいのではとも思ってしまいます。

ヒトは、老いていき、やがて死を迎えます。
その過程で必ず病気になります。
だからと言って、予防をしないで病気になるのと予防をしながら病気になるのとでは、医療費のかかり方がまったく異なります。
むし歯や歯周病を予防することは、自分自身の健康と経済に反映されていくでしょう。